引用元: ・鉄道でヨーロッパ5カ国を一人旅してきた
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「ミュンヘンは人気の観光地だからホテルが高い」と思っていたので
比較的安いザルツブルクのホテルを手配した。
結局、その後の予定が変わったせいで朝4時半に起きる羽目になった。
よくよく調べたらミュンヘン中央駅徒歩圏内のホテルでも十分手が出るものはあったが、
あろうことかザルツブルクのホテルをキャンセル不可の安い料金
(とはいえ8000円はするのだが)で予約していたため、
渋々ザルツブルクに泊まった。
https://i.imgur.com/NYsmAlN.jpg
荷物をまとめザルツブルク駅に向かう。
ザルツブルク駅もとてもシンプルで機能的だった。
リンツ駅もそうだったが、日本の駅と比べて広告がないところが違うのだと思う。
ウィーン中央駅に似た構造をしている。
https://i.imgur.com/M4O9TH8.jpg
ドイツ観光局が催した2017年のドイツ観光地ランキングで第3位を獲得した人気観光スポットであり、
TDLのシンデレラ城のモデルとなったとも言われている。
ノイシュヴァインシュタインは「新しい白鳥の城」という意味。
日本が明治時代の頃に建築が始まったが、途中で城主のルートヴィヒ2世が謎の死を遂げたために未完成。
オペラその他芸術に魅了されていた城主の趣味を
これでもかと詰め込んだロマン趣味全振りの建物であるため、
他の城にはないファンタジーっぽさがてんこ盛りな城である。
①城の麓にあるチケットオフィスで入城90分前までにチケットを受け取る
②徒歩で40分もしくはバスで5分、もしくは馬車で山頂にある城の手前まで行く
③指定された時間から5分以内に入城する
という3段階をこなさなければならなかった。
めんどくさい。
さらにミュンヘンから鉄道で向かう場合、
最寄りのフュッセンという駅からバスに乗り、
チケットオフィスまで向かうという行程も加わった。
非常にめんどくさい。
https://i.imgur.com/DXunOte.png
観光客でごったがえしている事も予想された。
あとついでに近隣にあったロココ様式の美しいヴィースの巡礼教会も見たかった。
「ノイシュヴァイン観光には色々考えることがあって面倒だね」と、
たまたま先にこの城を訪れた知人に相談すると「ツアーに参加した方が楽」という。
なるほど確かにひとり旅にこだわる必要はないかと思い、ツアー(日本人専用ツアー)に申し込んだ。
次いつミュンヘンに来られるのか分からないし、
スケジューリングに失敗するのが怖かったというのが本音だった。
8時前 ミュンヘン中央駅集合・出発 以降バスで各地を移動
10時頃 ヴィース教会訪問
12時頃 ノイシュヴァインシュタイン城訪問
14時頃 フュッセン訪問
18時過ぎ ミュンヘン中央駅にて解散
きっとあの集団だなと思い、挨拶をして名前を告げてツアーに加わった。
参加メンバーは夫婦、新婚夫婦、家族連れが大半だった。
それ以外は金持ちそうな母娘、一人参加の女性×2、そして自分だった。
合計20名弱。
この日はこの旅行はじめての雨、曇天でテンションが下がっていた。
途中ガイドさんがこれから向かう場所の解説やドイツの社会情勢の話をしてくれた。
が、壊れた蓄音機のように話が途中で飛んだり、
あまり聞きたくないネガティブな話(移民や少子化の話)をしだしたので、途中で話を聞かなくなった。
この天気じゃよく見るあの美しいノイシュヴァインシュタイン城の写真は撮れないなと、
少し肩を落としながらyoutubeを見ていた。
https://i.imgur.com/iRs3rUZ.jpg
ヨーロッパで最も美しいと言われているらしいロココ様式の教会
またバスに乗ってノ城の麓まで向かう。
https://i.imgur.com/HXzgaMZ.jpg
ガイドさん曰く「このお店のトイレはとても綺麗で無料です。
ですから今のうちに済ませておいてください。
この先は臭くて汚くてお金を取られるトイレしかありません。
あとこのお店の経営者の一人は日本人で、
日本人従業員もいますから買い物が簡単にできます」とのことだった。
ドイツ製のカバン、調理器具、電気シェーバー、紅茶、ハンケチーフ、時計、工芸品…。
自分は特に欲しいものがなかったので何も買わなかったが、他のツアー客は買い物に勤しんでいた。
最も驚いたのがRIMOWAのスーツケースだった。
日本で買うより安いと言われても、こんなものをわざわざここで買うような人が、よそのツアー参加者にはいて驚いた。
大きさにもよるが、10万円もよく出すなあと感心していた。
ちなみにRIMOWAはドイツ北西部ケルンに本社をおくメーカーである。
このツアーではバスで山を登る。
バスの行列に並んでいたのは半分くらいが日本人だった。
https://i.imgur.com/gwmE1V2.jpg
マリエン橋は人が殺到して事故が起こらないよう入場制限が設けられていた。
ガイドさんによると、4月29日は最も日本人が多かったらしく、
マリエン橋に行くまでに2時間半待ちの大行列ができていたそうだ。
それに比べて今日はめちゃくちゃ空いており、ものの数分でマリエン橋に入れた。
https://i.imgur.com/W4rAo4l.jpg
入城チケットを購入する必要は全くない。
入城チケットはあくまで城の屋内に入るためのチケットであるし、
そもそも城内は写真撮影禁止である。
すでに自分以外のメンバーがほぼ全員集合していた。
「時間を守ってくださってありがとうございます。残りチケットが2枚…はい1枚どうぞ」
ガイドさんは2枚のうち1枚のチケットを自分に渡し
「残り1枚、あらどなたでしょう?」という。
ーーー20秒くらい経って
「あら、このチケット…私の分でした!!あはは、ごめんなさい!!歳をとるとボケが激しくって!!さあ行きましょ、うふふ」
それを聞いたメンバー一同から笑いが漏れ、その場は明るい雰囲気になった。
「さあこんなボケ老人のことは忘れて次に進みましょうね。いよいよメインディッシュの入城ですよ!」
最初は「茶目っ気あるな~」と思っていたが、数歩進んだところで気づいた。
このガイドさん、自分を被ってくれたんだ。
“GWに一人でノイシュヴァインシュタイン観光ツアーに参加する男”なんて我ながらキモいと思う。
ガイドさんは、そういうのは何かヘマをするとヘイトを集め易いというのがわかっていたのだろう。
ガイドさん自らが泥を被ることにより自分に
他の参加者からのヘイトが集まって居心地が悪くならないように仕向けてくれたのだ(と思う)。
https://i.imgur.com/cS6CXLg.jpg
プロの仕事ってこういうことなんだと感心し、心の中で感謝した。
一つは自分を被ってくれたこと、
もう一つはそういう気配りの仕方があるということを気づかせてくれたことに対して。
https://i.imgur.com/GBIYESl.jpg
それは「この城、結構小さくないか?」ということである。
規模感を伝えるのは難しいが「あれ、なんか思ってたのと違う…」という感情が湧いてきた。
前日にホーエンザルツブルク城を訪れていた影響もあったのだと思うが…。
https://i.imgur.com/amNZ2pV.jpg
場内は撮影禁止だったので写真は何もないのだが、
城主が金持ちかつ浪費家なロマンチストであることは数々の調度品や装飾からよく伝わってきた。
https://i.imgur.com/NdhQoMc.jpg
ノイシュヴァインシュタイン城は古い建築物のようなイメージがあるかもしれないが、
鉄骨とコンクリートとモルタルなど現代に近い建築技術で造られている歴史が浅いお城である。
仮に城主が死んだ年を完成年としたら、今年で築城133年である。
その上、要塞としての機能はなく、居住性も低い趣味の建物である。
世界遺産でもない(そもそも世界遺産認定は観光スポットにお墨付きを与えるものでもない)
とは言え、ワーグナーのオペラ、ローエングリンやニーベルングの指環などが大好きなルートヴィヒ2世の
趣味をこれでもかと詰め込んだ「ぼくがかんがえたさいきょうのおしろ」は現代の観光客を楽しませ続けている。
https://i.imgur.com/RQYCwtW.jpg
フュッセンはロマンチック街道の終端の街でもあり、
ミュンヘン等から鉄道でノイシュヴァインシュタイン城に向かうときの終着駅がある街でもある。
しばらく自由時間だと言われたのでぶらぶらした。
https://i.imgur.com/CWRyyyD.jpg
スマホで観光スポットを探すとフュッセン博物館にもきれいな図書館があるというのでそこに立ち寄った。
https://i.imgur.com/NL3AwNN.jpg
ガイドツアーはこれで終了。ガイドさんとバスの運転手に挨拶をして別れた。
ミュンヘン中央駅からSバーンで行ける駅のモールに
ロンネフェルトの紅茶を取り扱うお店があったので、そこまで向かう。
紅茶なんかTWININGSのレディグレイとダージリンばかり飲む人間だったのでそれほど詳しいわけではない。
こんなに品揃えがあるとは思わなかった。
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なにか適当におすすめして欲しいと頼み、紹介されたのがアイリッシュモルトだった。
ほのかにチョコレートの香りがするのが気に入った。
もう一つ、数あるダージリンの中でオススメを紹介してもらった。
よく知らないが、ダージリン・マーガレットホープという銘柄のファーストフラッシュとセカンドフラッシュの香りを嗅がせてもらい
セカンドフラッシュの方が香りがよかったので、こちらを購入した。
100gあたり1500円もする贅沢品だが、旅の記念にはいいかもしれない。
他愛もない話をしていると別れ際にチョコレートをいただいた。
ミュンヘンにくる機会があったらまた寄ろうと思う。
https://i.imgur.com/8DPrrDI.jpg
時間はまだあるのでミュンヘン市街に出かけた。
ミュンヘンといえばここ、マリエンプラッツ(マリア広場)
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今回の旅でもストックホルム大学、コペンハーゲン大学、ハンブルク大学、ザルツブルク大学のTシャツを見つけたので購入した。
現地で着ると失笑ものだが日本なら全く恥ずかしくない。
ミュンヘン大学のTシャツは確かにあるのだが、土産物屋がほぼ閉店していたこともあってなかなか見つけられなかった。
唯一見つけた売店では自分にあったサイズが売り切れだった。
ミュンヘンはいつかまた来よう。
それにしてもこれ、メーカーが同じなのでは…?
https://i.imgur.com/kLRgdH7.jpg
これから夜行寝台列車でドイツ、オーストリア、スロベニアを経てクロアチアの首都ザグレブまで向かう。
自分の経験上、夜行寝台列車は始発駅なら出発の1時間前には入線している。
https://i.imgur.com/eQscFhZ.jpg
クロアチアのリエカそしてイアリアのヴェネツィア行きとも連結していたこともあって少なくとも10両以上の車両が繋がっていた。
長い編成のどの車両が自分の車両かを調べながら歩いていると、ホームでタバコを吸っていたおじさんが声をかけてきた。
「なにを探しているんだい?」
「(スマホに表示されたチケットを見せながら)どの車両ですかね?」
「それはこの隣の車両だよ」
「ありがとう!」
どうやらおじさんは車掌さんだった。
カーテンを開けると車掌さんがまだタバコを吸っていた。
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寝台は3人まで、簡易寝台は6人まで相部屋
その文章
それの解説?説明分じゃないんか
クロアチア語、英語、ドイツ語で
「良い旅を!」
と書いてある
「部屋の鍵は二つあるから必ず二つかけて寝なよ」
「部屋の照明、空調はここな」
「トイレは車両の端っこな」
「部屋を出るときは必ず財布やパスポートを身につけておけよ」
「朝食があるからな」
色々親切に教えてくれた。
一つ気になっていたことを質問した。
「外に出るときはどうやって部屋に鍵をかけたらいいの?」
すると車掌さんは画像の様なポーズをした。
…どうやらないらしい。
https://i.imgur.com/DBBdJLO.png
7日目はこれで終わり。
クロアチアの首都ザグレブからクロアチア最大の観光名所である自然公園、
プリトヴィッツェ湖群国立公園に向かう。
なんかやたら長い間停車しているなと思っていたら警察官が乗り込んできて、パスポートを見せろと言われた。
パスポートを提示したらスタンプを押された。
すかさずまた別の警察官がやってきて「ダブルチェック!」という。
パスポートを提示したらまたスタンプを押された。
クロアチアもスロベニアもシェンゲン協定加盟国なのに何故?と思ったら
どうやら、クロアチアはEUと入出国管理方法が異なるそうだ。詳しくは知らないけど。
乗り物のマークが飛行機じゃなくて機関車だ
https://i.imgur.com/gTGCU1o.png
車掌さんがそう教えてくれたので車両を降りる準備をする。
せっかくなので動画を撮っておこう。
https://i.imgur.com/4fApvnu.jpg
あんなに長かったのにいつの間にか客車が2両しかない!
https://i.imgur.com/WJq0Xva.jpg
クロアチアはEUに加盟しているが独自通貨を用いている。
スウェーデン、デンマーク、チェコ、ポーランド、ハンガリーもそうだった。
駅にあった両替店でユーロをクーナ(クロアチア)の通貨に変えてもらった。
ところがコインロッカーが硬貨しか対応していなかったので、
お札を崩してもらい、キャリーケースを預け、バスターミナルまで向かった。
真逆の方向を歩いている。
バスの時間まであと15分しかなく、グーグルマップで徒歩で17分と表示されている場所を全力で走った。
これからハイキングコースを歩くのに、こんなところで体力を使ってはいられない。
ただこのバスを逃したら1時間半待つ必要があるため必死だった。
なんとか汗だくになりながらもバスに間に合った。
https://i.imgur.com/CTn7jdt.jpg
大小合わせて16の湖と92ヶ所の滝がある世界有数の自然公園。
園内にある湖と川は驚くべき透明度を誇り、園内にはたくさんの固有種も存在する自然の楽園。
2~3時間で回れるコースから、全てをじっくり見る6~8時間コースまであるほど広大で、
全世界のハイキング愛好者からの人気が高い。
とにかく広いので、計画的に回らないと迷子にもなる。
入り口はザグレブに近い北にあるEntrance1と南にあるEntrance2がある。
Entrance1の方が見所が多いためたくさんの人で混雑している。
ただこの日は土曜日といえど雨天だったのでそれほどの混雑ではなかった。
https://i.imgur.com/yh05zWc.jpg
「道路向かいを進んだところにあるチケットオフィスで交換してきてね」と言われた。
無事チケットを交換し入場した。
(なぜこんな面倒なことをさせるのか不思議である)
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これだけ見てると歩いてる所落ちそうで怖そう
ここはまだ柵があるから安全。遊歩道は柵なしだから足を滑らせたら即ずぶ濡れ。
別の船とすれ違う。
https://i.imgur.com/Pbg5Ji2.jpg
どの写真も背景として使いたくなる良いの多いやん
ありがとう
プリトヴィッツェもまた美しいわ…とか感嘆のため息を漏らしていたら道に迷った。
めちゃくちゃ焦った。
https://i.imgur.com/s4dURV8.jpg
もともと最終バスでザグレブまで帰ってくる予定だったし、
明日の飛行機で帰国する予定だったしで、
歩いてかいた汗が一気に冷や汗に変わった。
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雨の降りしきる自然公園を炭酸の抜けたコーラだけを飲んで歩き回り、
道に迷って無駄に体力を消耗したのでバスの中ではぐったりして眠った。
https://i.imgur.com/Ppgr26E.jpg
…お土産を買ってない。
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止むを得ず真っ暗道の中徒歩20分ほどのところにあるスーパーまで向かった。
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振り向くと選手宣誓のポーズをし
「ジーク●イルwwwジーク●イルwww」
とヤバい台詞を口に出した。
おそらく自分の被っていた帽子が彼らにナチを連想させたのだろう。
もちろんそんなものではないし、ドイツで被っていても何事もなかった。
自分はビビったし、ドン引きして首を振るしかできなかった。
彼らは自分を笑うだけ笑い、信号が青になるとどこかに行った。
ナチス式敬礼はヨーロッパ、特にドイツやオーストリアでは
マジで洒落にならない国際問題に発展するので絶対にやめようね!
https://i.imgur.com/kuHq4uu.jpg
…目ぼしいものがない。そういえばクロアチアの特産品ってなんだろう?
とりあえず板チョコを買っておく。
文字は読めないがバーコードの頭の数字三つを見れば製造国がわかる。
レパーペーストって美味いんか
食ったことないけども
レバー好きな人にとったら美味しいと思う。自分はあの風味が好きではない。
寝る前にテンションが上がった。
8日目はこれで終わり。
https://i.imgur.com/WIrGZ5A.jpg
時差があるので、日曜日に出発したら到着するのは5月6日月曜日、10連休最終日だ。
ああ、このひたすら自分の欲を満たしまくった旅も終わりかと思うと
鬱々とした気分になってきた。
でもなんとか自分を奮い立たせた。
きちんと家に帰らないと放浪になってしまう。
外は激しい雨が降っていた。
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一人旅はいいよね
自分の悪いところがよく分かるようになる
首都だというのに道路がガタガタだった。
寂しい雰囲気だ。
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ただ何もない。
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ガワはあるのに中身がまだまだといった感じ。
売店が2つしかない。
これに比べたら茨城空港なんて…!
https://i.imgur.com/JED0GZq.jpg
早めに購入したのもあって43,640円という嘘みたいな値段で日本に戻れる。
これもあってザグレブから帰国するルートにした。
おまけに片道14時間程度しかかからない。
たまにアエロフロートは危ないからやめとけとかいうお方がいるが、
過去往復3回利用した自分からしたら、安いわ、早いわ、日本から出る場合当日中にヨーロッパに着くわでいいことづくめだ。
(アエロフロートはヨーロッパ往復航空券を諸々込み9万円弱で販売していることがある)
リッチな旅行ができない人間にとってアエロフロートは心強い味方だ。
https://i.imgur.com/8g1yFgM.jpg
飛行機がやたら左に傾くし、上下するのだ。
数分経って気づいた。
この飛行機、同じところをぐるぐる旋回している…!!
恐怖しか感じない
怖いよね
ただ、天気は悪くないので悪天候以外の理由での遅延。
夜の羽田や伊丹は混雑するので飛行機が上空待機になることは多々あるが、
今はまだ明るいので別の理由だ。
CAさんは英語でもアナウンスしてくれるのだが、訛った英語は全然聞き取れなかった。
予定よりも50分ほど遅れてモスクワ・シェレメチェボ国際空港に着陸。
ん…なんか煙が見えたような…。
https://i.imgur.com/8CrK7AG.png
(通常出発時刻の20前には搭乗口が締め切られる)
飛行機を降りて早足で歩いていると血相を変えたグラウンドスタッフの女性が、
「目的地はどこ!?」と聞いてきた。思わず
「トーキョー、ナリタ!」と答えた。
成田は東京じゃないよな。
スタッフさんが指差す方へ向かい、パスポートチェックを受け、ターミナルを移動し、無事搭乗ゲートに到着した。
https://i.imgur.com/rXxn8NL.jpg
パネルに肝心の日本語がないんかい
数十秒ごとに言語は変わってたと思う
飛行機に乗り込むとたくさんの日本人が着席していた。
ヨーロッパで使っていたSIMはロシアには対応しておらず、
ローミングのために課金を求めらた。
機内wifiは有料。しばらくの間ネットは我慢することにした。
https://i.imgur.com/ow943oy.jpg
日本へ向けて旅立った。
9日目はこれで終わり。
https://i.imgur.com/Tub1K0w.jpg
綺麗
ありがとう
無事、成田空港に30分遅れで着陸した。
スマホの電波が入ると妹からメッセージが届いていた。
「大丈夫?モスクワでアエロフロートの飛行機が大事故起こしてるって!!」
えっ
ー終わりー
怖いよね
とはいえ鉄道の事故に比べたら飛行機事故の確率はものすごく低いそうだけど
そうあれ。まさかここまで大したトラブルがなかったのに
まさか最後の最後で大事故にニアミスするとは思わなかった。
プラハは安くて見どころ多くて治安良くてビール美味しいよ
独学。TOEICと英検をやって、
今は英会話の台詞、例えば「それとって!」「どこに行けばいいの?」みたいなを台詞をひたすら覚えるというのをやってる
圧倒的にヴェネツィアのブラーノ島
しょ、小生は水無灯里どのという健気で感性豊かな女子が
美人で仕事ができる面倒見の良い上司のアリシアさん、少し乱暴でも仲間思いな藍華ちゃん、
不器用だけど才能があって真面目なアリスちゃん等という仲間の支えを得て
プリマという一人前のゴンドラ漕ぎになるために成長していくというヴェネツィア様の世界を舞台にした漫画やアニメを真に受けて
実際にヴェネツィアに行ったらムキムキマッチョなおじさんがゴンドラを漕いでいて言葉を失った経験なぞないでござるよ!(めっちゃ早口)
草
ワイも最近ARIA見直したからヴェネツィア行ってみたいわ、海外行った事ないんだが
ネットを見る限り大半のオタクはARIAがきっかけでヴェネツィアに行くから大丈夫だよ
残りのオタクは「吐き気をもよおす邪悪とは…!」の聖地巡礼のために行く
ありがとさん
コメント
おお偉大なハルトマン おお偉大なハルトマン 永遠に果て無く栄えよ おお我らがハルトマン おお我らがハルトマン 銀河に名立たる王者よ 星々を手折り束ねて全て捧げてしまえば皆を約束の地へと導く銀河の父よ おお輝けハルトマン おお輝けハルトマン 過去に未来に現在に おお讃えよハルトマン おお讃えよハルトマン 讃え願えば叶う 宇宙を舞う青き翼も夢歌う桃色の花も 心その身さえ捧げよ我らが父へ おお崇めよハルトマン おお崇めよハルトマン 主への絶対の忠誠 おお願えよハルトマン おお願えよハルトマン 黄金の化身を信じて 手に入れし野望儚く彼方へと消えゆくは記憶 時を巡る歯車疑視めて願うは父よ