こんにちは!旅のろぐ管理人です。先日、思いつきで愛媛県に旅行に行ってきました。4月になんとなく愛媛を訪れてみたいという気持ちが芽生え、すぐにJetStarで飛行機のチケットを手配。一泊二日の旅行を計画しました。愛媛は初めて訪れる場所だったので、ワクワクしながら旅立ちました。
鯛めしとは?
鯛めしは、鯛を使ったご飯料理で、愛媛の名物料理として知られています。新鮮な鯛をふんだんに使用したこの料理は、地元の人々だけでなく観光客にも大人気。とのことです。これはぜひ食べねばです。
鯛めしは2種類ある
事前調査もそこそこでしたので、愛媛に到着してから、鯛めしには2種類のスタイルがあることを知りました。それぞれのスタイルには独自の魅力があり、どちらも試してみる価値があります。地元の方から教えてもらった情報をもとに、ここで紹介したいと思います。
松山風鯛めし
松山風鯛めしは、炊き込みご飯スタイルの鯛めしです。新鮮な鯛をそのまま一匹丸ごと使い、鯛と一緒にご飯を炊き上げることで、鯛の旨味がご飯にしっかりと染み込みます。鯛の身はほぐしてご飯と一緒に食べるのが一般的で、その風味豊かな味わいが特徴です。鯛の香りが漂う炊き込みご飯は、一口食べると鯛の風味とご飯の甘さが口いっぱいに広がり、まさに至福のひとときです。松山風鯛めしは、鯛そのものの美味しさをシンプルに堪能できる料理です。
宇和島風鯛めし
宇和島風鯛めしは、鯛の刺身を使ったお茶漬け風のスタイルです。新鮮な鯛の刺身に特製のタレをかけ、ご飯の上に乗せた後、お茶や出汁をかけていただきます。さっぱりとした後味が特徴で、鯛の旨味と出汁の風味が絶妙に調和します。特に暑い季節には、このあっさりとした宇和島風鯛めしがぴったりです。一度食べると、その爽やかさに虜になること間違いなしです。
愛媛の特徴
愛媛県は、日本一の鯛の水揚げ量を誇り、その質の高さも折り紙付きです。新鮮でプリプリとした鯛は、どんな料理にもぴったりです。愛媛の豊かな海の恵みは、地元の食文化を支え、多くの人々に愛されています。
今回訪れた名所、松山城と湯築城、道後温泉
愛媛を訪れた際には、鯛めしだけでなく観光も楽しみました。今回は時間が少ないので松山市を中心にまわりました。特に印象に残ったのは松山城と湯築城、そして道後温泉です。鯛めしに感動したので今回はそちらがメインの記事となっていますが、機会があればこれらの観光地についても詳しく紹介したいと思います。
松山市の紹介
松山市は愛媛県の県庁所在地であり、四国地方最大の都市です。人口は約51万人で、温暖な気候に恵まれ、年間を通じて比較的穏やかな天候が続きます。松山市は古くからの歴史を持ち、多くの文化遺産や観光名所があります。
文学と松山市
松山市は、日本の文学史にも重要な役割を果たしています。特に有名なのが夏目漱石の小説『坊ちゃん』と、司馬遼太郎の『坂の上の雲』です。
『坊ちゃん』は夏目漱石の代表作で、松山市を舞台に描かれた青春小説です。主人公が松山市内の中学校で教員として奮闘する姿が描かれており、松山市内には「坊ちゃん列車」などの関連名所があります。
『坂の上の雲』は司馬遼太郎の歴史小説で、明治時代の日本を背景に、松山市出身の秋山兄弟(秋山好古と秋山真之)や正岡子規の活躍を描いています。松山市内には「坂の上の雲ミュージアム」もあり、歴史と文学の魅力を感じることができます。
松山城
松山城はリフトに乗って登ることができ、美しい景色を楽しみながらアクセスするのがおすすめです。城下町を一望できる眺望は素晴らしく、訪れる価値があります。また、松山城のARアプリも試してみましたが、私のスマホではうまく機能しませんでした。それでも、歴史を感じながらの散策はとても楽しかったです。
湯築城
歴史的な雰囲気が漂う湯築城も見どころです。案内所では親切なスタッフに迎えられ、詳しい説明を受けました。特に印象的だったのは、猫の足跡がついた土器です。当時の職人がそのまま焼き上げて使っていたことを思うと、微笑ましく感じられ、当時の人々の暮らしを身近に感じることができました。
湯築城は天正15年(1587年)に廃城となり、明治21年(1888年)に道後公園として整備され、昭和28年(1953年)から昭和62年(1987年)まで道後動物園が開設されました。動物園の閉鎖後、昭和63年(1988年)に発掘調査が開始され、平成10年(1998年)から平成13年(2001年)にかけて武家屋敷や土塀の復元が行われ、その際に猫の足跡がついた土器が見つかったようです。
道後温泉
日本最古の温泉といわれる道後温泉で散策を楽しみ、のんびりとした時間を過ごしました。道後温泉の歴史や文化に触れながら、心身ともにリフレッシュできる場所です。
松山の街中は路面電車が便利
松山の街中を移動する際には、路面電車が非常に便利です。主要な観光スポットを効率よく巡ることができ、初めて訪れる方にもわかりやすい交通手段です。
お土産、タルト
愛媛の空港に到着してすぐに、みかんジュースの出る蛇口を体験しました。ユニークな体験で、旅の始まりを楽しく彩ってくれました。また、お土産品としてタルトを購入しましたが、予想とは異なる形状でとても面白かったです。家族や友人にも喜ばれるお土産となりました。
鯛めしを食べた感想
愛媛で鯛めしを食べた感想をお伝えします。どちらも事前情報なく初見で入ったお店で食べたのですが、期待を遥かに超えるおいしさでした。
松山風鯛めし
松山風鯛めしは、生の鯛を特製のタレに漬け込み、熱々のご飯の上に乗せて食べるスタイルです。新鮮な鯛が特製タレとご飯に絶妙にマッチしていて、一口食べるごとに鯛の旨味が口いっぱいに広がります。タレの風味がご飯に染み込んでいて、鯛の新鮮さが際立つ一品です。観光の締めくくりに食べたこの料理は、最高の締めくくりとなりました。
宇和島風鯛めし
宇和島風鯛めしは、鯛の刺身を使ったお茶漬け風のスタイルです。さっぱりとしたお茶漬け風で、鯛の刺身と出汁の組み合わせが本当に絶妙でした。初めて食べるスタイルの鯛めしでしたが、あっさりとしていてとても美味しく、何度でも食べたくなる味です。鯛の刺身の新鮮さと、出汁の風味が見事に調和していました。
これらの鯛めしは、それぞれに独自の魅力があり、どちらも絶品でした。帰宅しても時々「鯛めし食べたいなあ」と呟いています。愛媛に訪れた際には、ぜひ両方の鯛めしを味わってみてください。
鯛めしを楽しむためのおすすめ店舗
次に愛媛を訪れた際に、是非行きたいと考えている地元の方から教えてもらったおすすめの鯛めしのお店を紹介します。地元でも評判が高い店舗を選びましたので、参考にしてください。この他にもたくさんのおすすめのお店があるのですが、紹介しきれないのでまた旅行してからレビューできればと思います。
松山風鯛めしのお店
松山鯛めし 秋嘉(あきよし)
松山市内で非常に評判の良いお店です。新鮮な鯛を特製のタレに漬け込み、ご飯の上に乗せて楽しむ松山風鯛めしが特徴です。地元の方からも「ここは絶対に外せない」と勧められました。鯛の旨味がしっかりと引き立つ絶品の鯛めしが堪能できます。
Twitterの口コミ
宇和島風鯛めしのお店
かどや
宇和島市内で非常に評判の良いお店です。お茶漬け風の鯛めしが楽しめるこのお店は、地元の人から「ここでしか味わえない美味しさ」と教えてもらいました。かどやでは、新鮮な鯛の刺身を特製のタレに漬け込み、炊き立てのご飯の上に乗せて楽しむ宇和島風鯛めしが楽しめます。鯛の刺身と出汁の組み合わせが絶妙で、一度食べると忘れられない味です。
Twitterの口コミ
和日輔(わびすけ)
宇和島市内で新鮮な鯛を使った鯛めしを提供する評判のお店です。地元の方から「絶対に行く価値がある」と勧められました。鯛の刺身と特製出汁が絶妙にマッチする一品です。
Twitterの口コミ
これらの店舗は、地元の人々(主に友人)からの推薦を基に選びました。次回以降の愛媛旅行の際には、訪れる予定です。
お取り寄せ鯛めし
もし愛媛に行けない場合でも、お取り寄せで鯛めしを楽しむことができます。オンラインショップやお取り寄せサイトを活用して、自宅で愛媛の味を堪能しましょう。
まとめ
愛媛の鯛めしは、松山風と宇和島風の2種類があり、それぞれに魅力があります。どちらを選ぶか迷ったら、 ぜひ両方を試してみてください。 また、愛媛は鯛めしだけでなく、素晴らしい観光地や魅力的な文化がたくさんあります。松山だけでも堪能しきれていないので、次回の旅行には、もっとあちこち観光するつもりです。すっかり愛媛の魅力にはまりました。
コメント
みきゃんだけじゃない!愛媛の海産物の旨さも異常w
そのうち愛南方面も行って下さいなw
鯛メシうまそう
揚げ立てのじゃこ天も是非!
管理人さん、ようこそ愛媛へ!
松山風鯛飯は炊き込みご飯の鯛飯で 調理方法は色々有るのですが
鯛のあらで取った出汁でご飯を炊き、仕上げに軽く塩をした鯛の切り身を塩焼きにして 出汁で炊きあがったご飯に最後に混ぜるタイプの松山鯛飯は絶品であります。
宇和島風鯛飯は卵黄とタレを混ぜた汁に鯛の刺身を入れてご飯にかけて食べる 豪華な玉子かけご飯になります
タレには刻み海藻を入れたり梅昆布茶で風味を増したりしてるお店等色々食べ歩くのも楽しみの一つです
また愛媛にいらした時はしまなみ海道グルメや南予の「びやびやかつお」「媛貴海」等現地でしか味わえないグルメを楽しみに訪れてください
今どきは北条じゃなくて松山なんだね
昔は北条か今治だったよね。ウチら鯛めし行くでェとなればたいがい伊予水軍でした
四国の瀬戸内側はじゃこのからあげとかも良いんだが一部の飲み屋くらいでしか見つからんかもなあ