いおワールドかごしま水族館で「トンガリサカタザメ」の仲間として20年間展示されていたエイ(サメなのに?)が実は新種だったということで話題になっています。
数年前に黒潮生物研究所の研究員の方が形の違いに気づき研究の結果新種と判明、新種のエイ発見は10年ぶりとのことです。
【20年以上展示のエイ 実は新種と判明 かごしま水族館】
鹿児島市のかごしま水族館の黒潮大水槽で新種のエイが見つかりました。開館以来20年以上、展示されていましたが、誰も気づいていませんでした。https://t.co/xfzKIussjp #鹿児島— MBCニューズナウ (@MBC_newsnow) September 24, 2020
トンガリサカタザメ – Wikipedia
トンガリサカタザメ (Rhynchobatus djiddensis) は、トンガリサカタザメ科に属するエイの一種。
かつてはの広い範囲で生息しているとされていたが、近年の学術的な裏付けによって伝統的な定義で4種類の種複合体から構成されていることが判明している。この種複合体のうち、トンガリサカタザメは紅海、熱帯地域の西インド洋から南アフリカ沿岸にかけてのみ見られる。
新種「モノノケトンガリサカタザメ」
特徴
「トンガリサカタザメ」に比べて頭の三角の部分が丸みを帯びている。
生息地
薩摩半島で捕獲される個体はほとんどが新種である「モノノケトンガリサカタザメ」とのことです。
いおワールドかごしま水族館で見ることができます。
いおワールドかごしま水族館
黒潮生物研究所
今回新種を発見した研究所で、黒潮流域の生態系を研究する財団法人。
研究は学術雑誌「Ichthyological Research」に論文として掲載され、「モノノケトンガリサカタザメ」という標準名称を提唱しているそうです。
コメント
新種をそれと知らずに20年元気に生育させるってすげえな…
声に出して呼びたい名前
コレ、鹿児島水族館で何度か見た!
凄い和名だなww